佐々町発注の公共工事を巡る官製談合事件で逮捕・起訴された佐々町長の古庄剛容疑者が再逮捕・送検されました。
古庄容疑者(77)は去年6月、町立図書館の照明をLED化する工事の指名競争入札で、最低制限価格に近い額を業者に漏らし、落札させた官製談合防止法違反と競売入札妨害の疑いで、29日に再逮捕され、31日午前、送検されました。
落札した佐世保市「春本工業」社長の中島幹人容疑者(68)と建設会社の元社員、山口情二容疑者(62)も入札妨害容疑で送検されました。
県警は29日、佐々町役場に2度目の家宅捜索に入り、金銭の授受の可能性も含め、調べを進めています。