長崎大学は、企業が持つデータを活用し、社会課題の解決につなげる「長大データバンク」を開所しました。
長大データバンクは企業が持つ大量のデータから価値ある情報を抽出し、社会課題やビジネス課題の解決に向け、自治体や企業と連携して取り組みます。また、データ分析の知識やスキルを学ぶ「実践の場」を提供することで、データを利活用できる人材の育成を目指します。
長大データバンク・神山剛センター長:
「観光だったり、街づくりであったり、いろいろな観点で長崎の社会課題解決というものが求められておりますので、そういったところをデータに基づいて、つまり根拠のある形でいろいろな施策を具体的に進めていくということが我々がお手伝いできるかと思います」
長大データバンクは今後、NTTドコモがスマホの位置情報を基に集めた人流データを利用し、スタジアムシティ開業後の長崎市内の人流傾向を分析。
長崎市やジャパネットグループと産学官で連携し、スタジアムシティを軸にした観光客などの市内の回遊性の向上を目指します。