県警は、去年1年間の県内の「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害総額が11億円を超え、深刻な状況だと注意を呼び掛けています。
「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、SNSを通して投資や結婚を持ちかけ、金をだまし取るものです。
認知件数は投資詐欺が102件、ロマンス詐欺が66件。合わせて168件で、被害総額は11億758万円。被害者は40代、50代が中心で、男性が6割近くを占めています。
犯人からの最初の連絡手段は投資詐欺はインスタグラム、ロマンス詐欺はマッチングアプリが最多となっています。
犯人が被害者をだまし、金を振り込ませる際の連絡手段はLINEがおよそ9割を占めています。
一方、去年1年間の県内のニセ電話詐欺の被害総額は約3億895万円と前の年よりおよそ6847万円減りましたが、認知件数は前年を38件上回る182件と大幅に増加しています。