長崎市は稲佐山展望台のレストランが1月末で営業を終えたと明らかにしました。今年秋ごろをめどに、新たな管理者の公募を始め、来年4月以降の再開を目指します。
1月末で営業を終了したのは、稲佐山公園の展望台2階の「稲佐山レストランITADAKI」です。
長崎市によりますと、レストラン施設は1990年8月に供用を開始し、「稲佐山レストランITADAKI」は、通販大手「ジャパネットホールディングス」のグループ会社「リージョナルフーズ長崎」が2021年7月に開業しました。
しかし去年12月、管理者から「集客人数に波があり、収支状況が圧迫していて営業の継続は厳しい」と申し出があったということです。
長崎市は、「リージョナルフーズ長崎」に話を聞くなどして運営状況や経営が悪化した理由を分析し、レストラン施設の運営形態などを検討した上で、2026年4月以降の再開を目指しています。
管理者の公募は、2025年10月ごろを予定しているということです。稲佐山展望台2階のレストラン施設は、再開のめどがつくまで軽食販売や来場者の飲食スペースなどとして開放する考えです。