いま世界で競技人口が急増中のニュースポーツ「ピックルボール」。その国際大会が今年6月、佐世保市で開かれることになり、日本連盟の理事長が市長を表敬訪問しました。
ピックルボールは、1965年にアメリカで生まれた新しいスポーツです。「パドル」と呼ばれる卓球のようなラケットを使い、バドミントンのダブルスと同じ広さのコートで、穴の開いたプラスチック製のボールを打ち合い、主に11点先取で勝敗が決まります。ルールがシンプルで習得しやすく、性別や年代を問わずに楽しめることから、近年、アメリカを中心に競技人口が急増。国内でも2023年に3000人だった競技人口が去年12月時点で1万人を超えました。
佐世保市では、ピックルボール日本連盟が国内で開く2回目の国際大会「PJFピックルボールジャパンオープン」が今年6月に開催される予定です。
大会を前にピックルボール日本連盟の林裕子理事長が佐世保市役所を訪れ、宮島市長に大会の開催を報告しました。
ピックルボール日本連盟・林裕子理事長:
「アメリカとつながりの強い佐世保市で大会が開けるということを非常に光栄に思っている」
大会ではアメリカ海軍佐世保基地の協力のもと、日米友好イベントも開かれる予定です。市長は「大会が日米交流の大きな架け橋になる」と期待を寄せました。
ピックルボール日本連盟・林裕子理事長:
「国内外から多くの方に集まっていただきたいということとピックルボールを通じて地域の人と交流することによってさらにリピーターになってもらえる。地域の交流も生まれるし佐世保の魅力を知っていただく機会になると思います」
県内で活動を行う「長崎ピース・ピックルボール協会」は今後、県内で体験会を開き、競技の普及を進める方針です。