大村市で4日正午すぎ、福祉施設のベッドの上の毛布などを焼くぼやがありました。
4日午後0時半ごろ、大村市西部町の有料老人ホームで「部屋から煙が見える」と施設の職員が119番通報しました。
大村署によりますと、出火当時、2階の一室のベッドの上で、30センチほど炎が上がり、火災報知器が反応しました。気付いた職員が消火器で初期消火し、火はすぐに収まりました。けがをした人はいません。
ベッドの上にあった電気毛布や新聞の一部が焼け、壁や床への延焼はありませんでした。
80代の男性の部屋で、出火当時、男性は1階の食堂で食事を取っていたということです。
大村署は、放火の可能性は低く、ベッドの上にあった電気毛布などから何らかの原因で炎が上がったとみて詳しい出火原因を調べています。