長崎大学核兵器廃絶研究センター「RECNA」は、来月、アメリカで開かれる核兵器禁止条約の締約国会議に初めて教員を派遣すると発表しました。
来月3日からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約第3回締約国会議に「RECNA」は3人の教員を派遣します。
(河合公明副センター長・鈴木達治郎教授・中村桂子准教授)
教員が個人的に締約国会議に参加したことはありましたが「RECNA」として派遣するのは初めてです。
RECNA・吉田文彦センター長:
「3回目というのは節目3回目の成果がどうなるかでその後が左右されることが多い。そういう意味で丁寧に今回はカバーする必要がある」
3人は現地で研究活動をするほか、締約国会議に出席し、会合最終日には核兵器依存国と核兵器禁止条約推進国が建設的に議論するためにはどうしたらよいか、約6分間の発言をする予定です。
RECNA・河合公明副センター長:
「自分で見て感じて考えるために行きたい、そして今後の建設的な議論の発展に貢献するために行きたい」
派遣される3人は会合の様子や成果、テーマ別の解説記事を現地で執筆し、レクナのブログで発信するということです。