思わずクスッと笑ってしまうハプニングも!先週土曜、長崎市のみらい長崎ココウォークで赤ちゃんたちによる白熱したハイハイレースが開かれました。
小栁亮雄記者リポート
「熱き魂をもった小さな選手たちが続々と入場してきました」
みらい長崎ココウォークの3階で開かれた「赤ちゃんハイハイレースinみらい長崎」。企業・団体などと連携した子育て応援の取り組みを行う「県青少年育成県民会議」が2009年から毎月最終土曜日に赤ちゃんハイハイレースを実施しているみらい長崎ココウォークとコラボして開かれました。
出場条件は、「ハイハイができる赤ちゃんであること」…だけ。
こちらの家族は、ひいおばあちゃんを連れて応援にやって来ました。ひ孫2人がレースに参加します。
ひ孫を応援しに来た女性(92)
「それて行かずにまっすぐ行ってほしいと思うけど、やっぱ親の方を向かんもんね。どこまでまともにできるかゆがんでいくかどうかね、楽しみ」
今回のレースは48人の定員に対し、長崎市内外から200人の応募がありました。
第1レースに出場するのはこちらの3人。大村市からやってきた第1レーンの生後11カ月、小出結月くんはレース前から余裕の表情です。
実況・小栁亮雄記者
「さぁ位置につきました。赤ちゃんハイハイレーススタートです」
勢いあるスタート…とはならず、3人ともスタート地点から前に進むことができません。しかし!
実況・小栁亮雄記者
「おっと!結月君が!スピードアップ!?しかし、ここで(スタート方向に)戻ります!
いったん戻ります」
膠着状態が続きますが…ここでお母さんがゴール地点に移動すると…
実況・小栁亮雄記者
「結月くん!泣きながらも一歩一歩前に進んでいって、このまま1位でゴールです!」
結月くんには、紙製の金メダルとココウォークで使える500円の商品券が贈られました。
結月くんの母親
「感動しました。きょうまでハイハイの練習してきて良かった。
優しく、活発に育ってほしい」
その後も赤ちゃんたちによる白熱したレースが続きます!
ひ孫の一人、山本煌くんは、生後10カ月。レース開始前までは落ち着いていましたが…
実況・小栁亮雄記者
「さぁスタートしました!(他の赤ちゃんが)おっと、ここで一歩前に
出た…煌くん!もう諦めモードか!?他の2人は無事ゴールにたどり着きました!そして一方、第3レーン、煌くん、煌くんがなかなかスタート地点から抜け出せない!」
ひいおばあちゃんに見守られ、お父さんの力を借りながら、何とかゴールすることが出来ました。
そして最終レース。この2日前に1歳の誕生日を迎えた宮浦桃佳ちゃんもひ孫の一人です。目指すはもちろん1着…ですが
実況・小栁亮雄記者
「ここで猛スピードで前を行くのは第2レーンの、りと君、圧倒的な差をつけて1位でゴールしました。そして一方、第1レーンの桃佳ちゃん、地面を向いて泣き出してしまいました」
後ろで1着の、りと君が余裕のウィニングランを見せる中、桃佳ちゃん、ついに大の字なって寝そべってしまいました。
お父さんが呼びかけますが、無念のタイムアップ。それでも家族にとっては掛け替えのない思い出です。
ひ孫を応援しに来た女性(92)
「楽しかったです。良かった。こんなことないですもんね。初めてですよ。そのまま可愛く育ってほしい」
家族全員
「頑張ったぞ!おー!」