15日、佐世保市で西九州道の拡幅工事に使う橋桁が台車から転落し、県道をふさいだ事故で、NEXCO西日本が事故の原因を発表しました。
事故は、台車が県道11号から中央分離帯内の橋桁の仮置き場所へ進入する際に起きました。
現場には勾配が2%から4.8%に変化する地点があり、台車の高さを調整して水平に保つ必要がありましたが、調整が間に合わずに台車が傾き、橋桁が転落したということです。
事故を受けて、NEXCO西日本は橋桁の仮置き場所を平坦な場所に変更し、勾配変化点手前での一時停止の義務付けや監視員を配置するなど、安全対策を強化します。
現在中断している工事は、再発防止策を徹底した上で再開するとしています。
(※工事再開時期未定)