今シーズン一番の冷え込みとなった県内は各地で雪が降り、路面凍結などの影響で車の立往生や事故が相次ぎました。
12日日曜日には再び大雪になる恐れがあります。
9日夕方から断続的に雪が降った長崎市。南山手で1センチの積雪を観測しました。最低気温は長崎でマイナス1.2℃、佐世保がマイナス1.1℃など県内18地点中15地点で冬日となり16地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。路面の凍結で、各地では車が立ち往生し渋滞が発生しました。
中嶋航大記者:
「佐世保市吉井町の県道40号です。路面が凍結し、車の立ち往生が発生しています」
佐世保市では一時、車十数台が立ち往生しました。
運転手:
「立ち往生してたから止まったらそれっきり動けなくなってね…」
長崎市の西浦上トンネルでも車十数台が一時立ち往生し、警察官が交通誘導する場面も。県警によりますと9日から10日の午後3時までで、雪による視界不良やスリップによる車の追突事故やバイクの転倒事故などが163件起きました。
長崎地方気象台によりますと12日に再び県内は大雪になる恐れがあります。11日午後6時からの24時間で予想される降雪量は山地で10センチ平地で3センチなどとなっています。
気象台は路面凍結による交通障害や農作物の管理などに注意を呼びかけています。