ベトナムから来日し県内の介護事業所で技能実習を行う大学生の卒業式が県庁で開かれました。卒業の日を迎えたのはベトナム「ダナンフォンドン短期大学」の3年生5人です。
5人とも去年来日し、約半年から1年間県内の介護事業所で卒業実習に取り組みました。県と大学は2023年1月、「介護分野における協力に関する覚書」を締結し、学生と県内の介護事業所をマッチングしています。
大学は、日本で初めて卒業式を開き、レ・ゴック・クィ学長が一人ひとりに卒業証書を手渡しました。
ファム・ティ・トゥイ・チャンさん(21):
「先生方の『卒業は学びの終わりではなく新しい学びの始まりである』という教えを胸に刻み続けます。もっと日本で働きたいです」
5人は卒業後も県内の介護事業所で技能実習を続けます。県は今年度、新たに5人の学生をマッチングする予定です。