中学生のアイデアをきっかけに誕生したお菓子の新商品「長崎やる気おこし」が発売されました。諫早市の八坂神社で行われた神事では、新商品の「やる気おこし」が奉納されました。
この「やる気おこし」は、諫早市立明峰中学校の2年生が課題探究授業で発表したアイデアがきっかけで、杉谷本舗と諫早市の酒蔵・杵の川、チョーコー醤油の3社がコラボして商品化されました。味はしょうゆベースのおこしに、唐辛子や山椒を加え、受験や仕事などに頑張る人のやる気を引き上げるような「ピリッ」とした味わいに仕上がっています。
明峰中2年・丸山千尋さん(14):
「食べた瞬間、ピリッと唐辛子の辛みがしたり、山椒が口の中に広がってすごくおいしかった。あと緊張もあるかもしれないが、ちょっとだけ体がポカポカするんじゃないかなと思っています」
明峰中2年・古賀穂乃実さん(14):
「(食べると)ポカポカして、緊張した時に食べたら安心できるような商品だと思います」
また商品には、数量限定で、明峰中の生徒たちが書いた合格祈願のメッセージカードが付いていて、頑張る人を励ます狙いです。
杉谷本舗・杉谷達成社長:
「杵の川酒造の煎り酒と、チョーコー醤油のしょうゆを引き出せるようにと気を使いました。(おこしを)最近食べてない方もいらっしゃるのではないかと思っていますので、ひとつきっかけとして、召し上がっていただけるとうれしい」
12日(水)に発売された新商品「やる気おこし」は一袋税込み555円で、諫早市の杉谷本舗本店と、橘店で販売しています。