県内で女性が活躍している企業や団体を称える表彰式が開かれました。
表彰式は、「ながさき女性活躍推進会議」が県内で女性の登用や能力開発に積極的に取り組んでいる企業・団体を表彰するもので、10回目です。
今回大賞を受賞したのは、長与町の社会福祉事業「松栄グループ」と、社会福祉法人「県社会福祉協議会」、そして長崎市にコールセンターを置く通信業「朝日ネットCSセンター長崎」の3団体です。
「朝日ネットCSセンター長崎」は、社員45人中29人が女性で、2023年にJR長崎駅ビルにオフィスを移転。移転時に社員の意見を取り入れ、腰への負担が少ない椅子や、休憩室にマッサージチェアを導入するなど、スタッフの健康面に配慮したオフィス環境を実現したことや、高い有給取得率などが評価されました。
朝日ネット・土方次郎社長:
「今回評価頂いたことはうれしく思います。持っているポテンシャル、元々持っている力がしっかり生きてくる、働いている皆さんが考える、感じる中で、平等をより意識していくことがこれから求められるのだと思う」
表彰式の後には、過去に大賞を受賞した企業の役員らが登壇し、女性が活躍する経営上のメリットなどについてパネルディスカッションや、基調講演を行いました。