大学生がリメイクした着物のファッションショーが開かれました。
19日に長崎市の県美術館で開催されたファッションショー「愛着×未来」。大学生のモデルが着ている服は、着物をリメイクしたものです。
長崎大学の学生団体「UpK(アップケイ)」が、高価な着物が手入れされずにタンスで眠り、やがて破棄される現状を知り、問題解決の一環として企画しました。
着物は長崎市の質店「質&買取マエダ」が提供し、活水女子大学の学生がリメイク。長崎県美容専門学校の学生がモデルのヘアメイクを手掛けました。
【長崎大学経済学部UpK 杉本 友萌 共同代表(20)
「大量生産、大量消費の世の中で、自分自身も物を長く使うだったり、自分にはない価値観だなというのをすごく感じて、物を大切にするという価値観に気付いてほしいという思いがあって、リメイクに興味を持ちました」
【質&買取マエダ 川口 良仁 常務】
「お値段がつかないような着物たちが、見事に生まれ変わって素晴らしい洋服になって、再び光を浴びてるのを見て感動しました」
ショーでは7着の着物が現代的な洋服にリメイクされ、来場者に物を大切にする大事さを伝えました。