今年3月開幕の第97回選抜高校野球「21世紀枠」の候補9校に選ばれている壱岐高校。きょう大阪市で選考委員会が行われ、出場32校が決まります。21世紀枠は、32校中2校。
吉報を待つ壱岐高校の選手たちは、「いつも通り」に前日の練習に臨みました。ボール回し、実践形式の練習、ウエイトトレーニングなど、約2時間汗を流しました。
選手たちは「あまり緊張もなくいつもと変わらない雰囲気」、「今はまだドキドキしていない」、「きょうの夜はぐっすり寝られそう」と和やかな雰囲気に包まれていました。
野球部はマネージャーも含め、部員25人全員が壱岐島の中学出身。これまで長崎の離島勢では春・夏通じて甲子園出場を果たした高校はありません。部員の合言葉である『壱岐から甲子園』は島に暮らす約2万4000人の悲願でもあります。
選考委員会の結果は24日の午後発表予定。第97回選抜高校野球大会は3月18日に開幕します。