被爆者たちの日々の活動や思いを紡ぐ長崎被災協の機関紙の一部が新たに見つかりました。
長崎被災協ニュース「被団協(長崎版)」は長崎被災協が日々の取り組みやその背景などを伝える機関紙です。
今年の1月で495号目を迎えましたが、これまでに発行したうちの一部が事務所に保管されておらず、提供を呼びかけていました。
去年10月、長崎の被爆者を社会調査している一橋大学の濱谷正晴名誉教授から「長崎被災協ニュース」の第1号など未保管だった一部が提供されました。
記事には当時、援護法の制定を求めて県内の全市町村を行脚する内容など力強い被爆者の訴えが掲載されています。
長崎原爆被災者協議会・溝浦勝副会長(83):
「当時はガリ版刷りをしながら地道にしながら、当時から被爆者の心をどう繋いでいくかということに先輩たちも苦労して頑張ってきたなと」
記事はSNSの「note」で公開されています。
長崎被災協は未だ見つかっていない長崎被災協ニュースの38号から48号などさらに提供を呼びかけています。