核大国アメリカの大統領に前大統領のドナルド・トランプ氏が就任しました。
被爆地・長崎の反応は?
トランプ氏は日本時間の21日未明、ワシントンの連邦議会議事堂で宣誓しアメリカの第47代大統領に就任しました。
就任を受け、被爆者で県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長(85)は…。
県平和運動センター被爆者連絡協議会・川野浩一議長(85):
「トランプさんにとってみたら、被爆者のことは毛頭頭にないと思う。彼が何をしでかすのかよくわからないですけどしかし、いいことはおそらくないだろうと。彼の攻撃的な強圧的な対応を何とか抑えるには1つは(日本被団協は受賞した)ノーベル平和賞だと思う。世界の潮流になっている。何とか運動を前に進めていく。それが今のトランプさんに対抗する力だと思ってます」
大石知事は、「トランプ氏には、国際協調を通じた平和の実現や国際社会の発展のために積極的にご貢献されますことを期待いたします」「核兵器のない世界の実現に向けて、国際社会において積極的なリーダーシップを発揮していただくことを願っております」とのコメントを発表し、日本訪問時には被爆地も訪れるよう求めています。
長崎市の鈴木市長はきのう広島市長と連名でトランプ氏に被爆地を訪れるよう求める要請文を出すと表明しています。