1月11日(土)と12日(日)に諫早市小野体育館で行われた「県中学校バドミントン新人大会」には、郡・市とクラブチームから勝ち上がった男子96人、女子105人が団体と個人戦に出場しました。試合は1ゲーム21点制、3ゲーム中2ゲーム先取で争われました。
男子シングルスは、去年7月の県中総体準優勝の時津中2年・「roots」の溝口蓮と、同じ時津中2年で県中総体ベスト8の空閑颯輔が対戦しました。
第1ゲーム、気迫あふれるプレーで4連続得点を奪ったのは、赤のウェア溝口。一方、青のウェア空閑も冷静に見極め、前後に揺さぶり、すぐさま同点に追いつきます。
その揺さぶりに溝口も徐々に対応し、相手のミスを誘い、点差を広げていきます。2人は終始激しいラリー戦を展開…。
溝口が粘り強く返し、21対13と第1ゲームを奪います。
続く第2ゲーム、空閑が溝口の体勢を崩すと左右に打ち分けます。しかし、その後ミスが続き点差を離され、溝口が第1ゲームの勢いそのままに2ゲームを連取。ライバル対決を制し、初優勝を飾りました。
【時津中2年roots 溝口蓮】
「(目標は)今年の全中でベスト8に入ることです」
男子ダブルス決勝は、同じクラブチーム同士の加藤・伊藤ペアと黒のウェアの田川・中野ペアの対戦、全員中学2年生です。普段は、時津北小で週に5日ほど共に汗を流しています。
両者一歩も譲らず、ゲームカウント1対1で迎えた第3ゲーム、画面奥の伊藤・加藤ぺアが徐々に点差を広げます。伊藤が返し、加藤が決める日頃の練習の成果が見事にはまり、第3ゲームを21対16と接戦で制し、ゲームカウント2対1加藤稜貴・伊藤銀ペアが優勝を果たしました。
【加藤稜貴・伊藤銀】
「全国大会に出場できるようにもっと練習を積んで頑張っていきたいです」