講師は去年、22年間の現役生活を終えた和田毅さんをはじめ、長崎で自主トレ中のプロ野球選手たち。この野球教室は、去年に続き2回目です。
参加した小学生約150人は、和田さんの引退を記念して作られたTシャツを着用。和気あいあいとした雰囲気の中、約2時間にわたってプロの選手から直接指導を受けました。
【東北楽天ゴールデンイーグルス・早川隆久投手】「野球を楽しんでくれてい るので、自分たちも幸せな気持ちになります」
【小学生】「いろいろ教えてもらってうれしかった」
プロのピッチャーと直接、キャッチボールした子どもたちも…。
【小学6年生】「球が速くて強いボールでした」
【千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手】「僕の少年野球の時、こんなにうまくなかったのですごく上手だと思います」
和田さんへの質問コーナーも…。
【小学生】「和田さんに質問です。引退した後ってどういう気持ちですか?」
【和田毅さん】「とてもすがすがしい気持ち。6歳から43歳、37年間練習してきました、毎日。ゴールデンウイークもないし夏休みもないし冬休みもちょっとしかない。やり切った、悔いもなく終われたのでこういうこと言えるんだけど」
大村市出身で、埼玉西武ライオンズの隅田知一郎投手(25)が教室の後に、取材に応じました。
【埼玉西武ライオンズ隅田知一郎投手】「僕も野球少年に戻りたいな。これからも野球少年の気持ちを忘れずに僕も野球に取り組みたいな」
プロ4年目となる今季の意気込みは?
【埼玉西武ライオンズ隅田知一郎投手】「沢村賞を取れるぐらいの成績を残して、リーグ優勝・日本一をライオンズでできるように『隅田がいなかったら(日本一が)無理だったな』と思ってもらえるくらいの成績を残せるように頑張りたい」