プロ野球パ・リーグで4年ぶりに優勝した福岡ソフトバンクホークスの選手が長崎市にやって来ました。ビッグNスタジアムで野球教室が開かれました。
11月23日に行われた「ベースボールキッズ2024」。県内を中心に約250人の小学生が参加しました。
今シーズンで引退する和田毅投手(43)や、和田選手と共に今年1月、長崎で自主トレをした板東湧梧投手(28)など6人の選手が指導に当たりました。
【板東湧梧投手(28)】
「楽しいですよ」「野球が楽しいとかスポーツすることが楽しいとかそういうふうに少しでも思ってもらえたらうれしいなと思います」
【イヒネ・イツア選手(20)】
「惜しい!スイング強かったから大丈夫」
子どもたちは、バッティングや守備練習などの基礎のほか、「ストラックアウト」やフリスビードッヂボール「ドッヂビー」などで体を動かしました。
【小学3年生】
「選手と触れ合えて結構すごい体験で、ちょっと緊張しました」「ソフトバンク選手になってメジャーリーグに出たいと思います」
【小学3年生】
「なかなか会えない野球選手やかっこいい選手に会えてとてもうれしい」「将来はソフトバンク選手 になってホームランをめっちゃ打って大谷選手みたいな50-50をしたいと思います。頑張ります」
キャッチャーの牧原巧汰選手(22)は、プロのバッティングを披露。
野球教室は、球団が九州・山口の11カ所で開き、長崎では、諫早市の石橋工務店などが協賛しました。
【石橋工務店・宮島武彦本部長】
「習っている姿を見ていると本当生き生きしているので一生の記念になるのかなと、地域貢献の意味 を込めましてこういった応援をさせていただいています」
日米通算165勝を挙げ、プロ生活22年で引退を決意した和田投手にとって長崎は特別な場所です。
【和田毅選手(43)】
「自主トレをさせてもらって6年間やらさせてもらって、本当に長崎という地が自分にとっては一つプロ野球の中でも大事な地になりましたし」
「野球が一番好きになってもらえたら一番うれしいけど、何か自分の中で好きなものだったり夢というものを、一つでも小さなものでもいいので持ってもらって、それに向かって頑張る姿というのは本当にかっこいいですし、自分もそういう気持ちで子どもの頃やってプロ野球選手になれたので、子どもたち も何でもいいので小さな夢をもって頑張ってほしいなと思います」
和田選手は、引退後も来年1月に長崎で自主トレを行う予定です。