波佐見町でグルメと焼き物が存分に楽しめます。
「波佐見焼コラボランチフェア」がから始まりました。
今年で5回目の開催となる「波佐見焼コラボランチフェア」。波佐見町を焼き物と農産物が魅力の「半農半陶の町」としてPRしようと町内の飲食店と、窯元や商社がタッグを組んだ人気イベントです。
まず訪れたのは、住宅街の一角で営業するお店。
下田朋枝アナウンサー:
「お邪魔しま~す。すごい!もうカレーの香りが漂っています!きょうはよろしくお願いします。匂いでわかったんですけど何のお店なんですか?」
UnDo安藤孝浩さん(44):
「インド料理のレストランになります」
以前は窯元の社員用アパートだった建物を改装し去年4月にオープンした、「UnDo」。コラボランチフェアへの参加は今回が初めてです。カレー好きの代表安藤さんがインドで食べて惚れ込んだこだわりのインド料理を提供しています。
コラボする器は、西海陶器の販売店「南創庫」で取り扱われているボウルです。「UnDoBowl」。※1600円(税込み)スパイスからこだわったひよこ豆のカレーで、お米は粒が長く香りが高いインディカ米「バスマティライス」。鶏肉に玉子、ビーツなど全部で6種類以上のおかずを贅沢に盛り付ました。
下田朋枝アナウンサー:
「お皿の色合いなんですがシンプルなのでカレーや野菜の彩りを引き立ててくれていますおいしそう~。スパイシーですね。スパイスがガツンと来た後に豆の甘みが加わってまろやかになっていきます。どうしてこの器を選んだんですか?」
UnDo安藤孝浩さん(44):
「パッと見のデザインがびびっと来たというかこういう風によそったらこうなるとか参考になればうれしい」
下田朋枝アナウンサー:
「いつもカレーを食べるときは白いお皿でいただいていたのでこの色のお皿を探します!」
続いて向かったのは、波佐見町で47年続く寿司店の「寿し勝」です。イベントには2020年の初回から参加。コラボ相手には、今回初参加の波佐見焼・伝統工芸士、田口紀美子さんの「空萌工房」を選びました。
寿し勝・溝口淳一さん(51):
「お待たせしました~はいどうぞ~」
下田朋枝アナ:
「おお~すごい…ただでさえ豪華な海鮮がカラフルなお皿でさらに華やかですね」
イベントのために作った華やかな器に旬のお刺身を彩った海鮮ちらし寿司。メニュー名は「うさぎと刺身のかくれんぼ」と名づけました。※1450円(税込み)気になるメニュー名の理由は後ほど…。
下田朋枝アナ:
「ではいただきます。(食べて)う~んとろけますね口の中でとろっと消えました。お刺身の甘みと酢飯の酸味のバランスが絶妙です」
寿し勝・溝口淳一さん(51):
「親から受け継いだ酢飯なので皆さんに喜んでもらって食べてもらっています」
お刺身の魚は毎日、佐世保魚市場で仕入れているため日替わりです。先代から受け継いだ肉厚な切り方が評判で新鮮な魚の旨味を存分に楽しめます。そして小鉢でも、日替わりのこだわり料理を提供します。
下田朋枝アナ:
「(食べて)ん~染み込んでますね味が」(!!)
寿し勝・溝口淳一さん(51):
「バレました?」
下田朋枝アナ:
「私分かりました見つけましたよウサギいました!このことなんですねかくれんぼ!」
寿し勝溝口淳一さん(51):
「空萌工房さんがウサギが好きで(器に)必ずウサギが入っています」
大きな器のどこにウサギが隠れているかは、食べに来た人だけがわかるお楽しみです。
寿し勝・溝口淳一さん(51):
「まず波佐見町に遊びに来ていろんな飲食店があるので、その中でうちに来てもらってお食事していただければ」
下田朋枝アナ:
「波佐見町の素敵なお皿でいただく料理はさらにおいしいです」寿し勝・溝口淳一さん(51)「ありがとうございます」
イベントでは3店舗分のスタンプを集めると先着100人に波佐見町の公式マスコット「はちゃまる」のお皿がプレゼントされるほか、ランチの写真をインスタグラムに投稿すると、宿泊券や長崎和牛が当たるキャンペーンも行っています。
波佐見町観光協会・野口雅彦さん(35):
「1カ所に限らずいろんなところで魅力ある食べ物があるので全部周っていただくぐらいの気持ちで楽しんでいただけたら」
「波佐見焼コラボランチフェア」は来月28日(金)までです。