波佐見焼の今年の新作を発表する「展示販売会」が開かれました。
「波佐見陶磁器工業協同組合」が卸問屋や直売商社を対象に毎年開いているもので、会場には47の窯元が製作した茶碗や皿、マグカップなどの新作約2000点が展示販売されました。
今年のテーマは「カジュアルでリッチな食器」で、個性のあるデザインに力を入れてるそうです。会場では地元をはじめ三川内、有田などの卸問屋や商社の関係者らが品定めをしながら注文をしていました。
地元の商社:
「今日は何か新しいのがないかなと言うところですけど良いものがあれば色んな要望を言って造ってもらおうかなと思ってます」
波佐見陶磁器工業組合・太田一彦理事長:
「一般的なもの(陶器)なんでけどちよっと裕福な感じ。波佐見焼の大きなテーマとしてカジュアルリッチというテーマで、それに沿った商品開発。あるいは発表をこの会場で行っています。」
今年は年間で約50億円の取引を見込んでいるそうです。