女子七種競技の日本記録保持者・山﨑有紀選手がスズキアスリートクラブの卒業、スズキの退社を1月10日付けで発表しました。
山﨑選手は、長崎南高校出身で九州共立大を経てスズキに入社。日本選手権では4連覇を含む5回の優勝を経験。2021年5月にはこの種目で17年ぶりとなる日本新記録(5975点)を樹立。この記録は今も破られていません。
所属チームのホームページで発表された本人のコメントでは、「この度、結婚を機に退社する運びとなりました。今後は生活を福岡県から沖縄県に移し新しい生活を送ります」と結婚と退社を発表。
スズキでの競技生活については「入社してから自己記録・日本記録の更新をすることはできましたが、入社時に掲げた『世界で活躍する選手になる』という目標を達成できなかったことは残念に思います」としています。
今後の競技生活について「年齢と将来のことを考えて、ずっと2024年での引退を個人的に考えていましたが、引退するという選択をせず、その時その時に応じて対応していけたらなと思います」と綴りました。