インフルエンザの報告数が、先週の倍以上に増加しています。
先月25日(月)から今月1日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したインフルエンザの患者数は、前週より154人増え、255人となりました。
年代別では、10歳未満が全体の4割、10代が3割を占めています。
1医療機関あたりの平均報告数は3.64人で、地区別で見ると、多くの地区で前の週より増加していて、特に壱岐地区では19.33人と、注意報レベルの「10人」を大きく超えています。
また、対馬地区5.33人、五島地区は5.25人と、離島地区での増加が目立ちます。
県環境保健研究センターは、「学級・学年閉鎖を行う学校も出始めていて、年末年始にかけて患者数がさらに増加する懸念がある。手洗いやうがい、室内の換気に努めてほしい」と注意を呼び掛けています。
一方、新型コロナの報告患者数は、前週から30人増えて91人となりました。
1医療機関あたりの平均報告数は1.30人で、7週ぶりに「1人」を超えたものの、依然として低水準が続いています。