長崎リパーツが自動車の「ある部品」を再利用したペンケースを高校生に寄贈しました。
長崎県立希望が丘高等特別支援学校3年・田中つむぎさん:
「めっちゃ頑丈です破れにくくて長く使えそうです」
諫早市の県立希望が丘高等特別支援学校の全校生徒に贈られたペンケース。ただのペンケースではありません。
吉川金属商事・吉川忠宏専務:
「どうしてもエアバッグの素材とかは再利用するのはいろんな取り組みを行っているが難しい部分ではあったんですが、さくらの家様の協力で加工品という形で新しい命を吹き替えて、世の中に役立つことができないかなということで始めました」
ペンケースは自動車の衝撃を緩和する「エアバッグ」を再利用してできています。人の命を守るエアバッグは破れにくい丈夫なナイロン素材です。
自動車のリサイクルを手掛ける長崎リパーツはエアバッグを障害者の就労継続支援施設大村さくらの家に無償提供し、ペンケースの製造を依頼。完成品を1個300円で買い取ることで、障害者の雇用創出につながっています。