もしコンビニエンスストアで強盗事件に遭遇したとき、まずとるべき行動とは?27日にコンビニ強盗事件を想定した訓練が諫早市で行われました。
店員ら8人が参加した訓練は、刃物を持った強盗犯が従業員を脅して現金を奪って逃げる想定です。
主催した諫早署によりますと、コンビニエンスストアに強盗が入った場合、店員は逆らわず現金を渡し、まずは身の安全を図ることが先決です。その際、犯人の身長や体格などの特徴を覚えておくこと。そして即座に110番通報。店員らは訓練を通して万が一の事態に備えました。
ファミリーマート諫早川床店・辻萌花さん(20):
「訓練だとわかっていても頭が真っ白になってできなかったので、(実際に強盗事件が起きた時は)もっと慌ててできなくなると思うので、普段からみんなで共有して頭に入れておきたい」
ファミリーマート諫早川床店・嶋田明美さん(56):
「普段のお客様と強盗犯の見極めは無理なので、一応、入店される方は必ず目を見て挨拶するようにして、少しでも早く察知できるように努力したい」
諫早警察署生活安全課・福田純也警部補(38):
「長崎県で凶悪な事件が起きていますので、昨年度も同じような強盗訓練を実施して今年も皆さんの防犯意識を高めるために実施しました」
県内では去年6月、松浦市でコンビニ強盗事件が起き、店員だけでなく、客も重傷を負いました。強盗事件が起きた店内にもし自分が居たとしたら…。
福田純也警部補(38):
「犯人からまず逃げていただきたい。犯人を捕まえようとはせず、まず自分の身を自分の安全をしっかりと守っていただきたい」