18日未明、西彼・長与町で、同居する62歳の母親の腹などを包丁で複数回切りつけたとして、27歳、無職の息子が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
下田朋枝アナウンサー:
「事件は閑静な住宅街の一角で起こりました。現在、住宅の前には規制線が張られています」
逮捕されたのは、西彼・長与町高田郷の無職・山村剛容疑者27歳です。
時津署によりますと、山村容疑者は、午前0時10分ごろ、自宅で、同居する62歳の母親の腹などを複数回切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。
午前0時16分に、「息子に刺された」と母親が110番通報しました。警察が駆け付けた際、母親は玄関付近にいて、息子は家の中にいたということです。警察は、居間の床に落ちている包丁を発見し、午前0時54分に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
62歳の母親は病院に搬送され、命に別状はないということです。腹部以外にも上半身に複数の切り傷が見つかっています。
山村容疑者は、数カ月前に家族と同居を始め、母親と兄、山村容疑者の3人で暮らしていました。事件当時、兄は外出中でした。
山村容疑者は調べに対し、「刺したことは間違いない」と供述する一方、殺意については否認しているということです。
警察は詳しい動機や事件の経緯などを調べています。