自民党の石破内閣が発足。9日に衆議院を解散し、15日(火)公示、27日(日)投開票の日程で総選挙が行われます。
長崎選挙区は今回から選挙区が一つ減り、3選挙区で行われます。
2日現在の立候補予定者の顔触れを紹介します。
1日に発足した石破新内閣。就任後の会見で石破総理大臣は衆院選の日程について言及しました。
石破総理大臣:
「10月9日に衆議院を解散し10月15日公示、10月27日に総選挙を行うことといたします。早く信を問うべきだ、ということとご判断いただける材料をきちんと提供するということ。この内閣をご信任いただけるか。あるいはほかの選択があるのか、それを主権者たる国民の皆さま方に問うのが私は大義だと思っております」
急遽、月内に行われることとなった衆院選。県内ではこれまでと大きく変わります。これまで4つあった県内の選挙区は区割りの変更で3つに。これまで3区だった大村市や壱岐・対馬は新2区。これまで4区だった県北地区は新3区となり、ここに五島や東彼3カ町なども加わります。これまで投票していた候補者に投票できない地区も出てくるのです。
現在、県内で立候補を予定している顔ぶれです。
長崎市が選挙区の長崎1区。
現職で3期目を目指す国民民主党の西岡秀子衆院議員(60)、自民党の新人で元県議の下条博文さん(49)、日本維新の会は県総支部幹事長の山田博司さん(54)共産党は元長崎市議の内田隆英さん(69)、参政党からは黒石隆太さん(33)が立候補を予定しており、県内最多、5人がこれまでに立候補の意思を示しています。
長崎2区には、今のところ4人が出馬を予定しています。
旧長崎2区の自民党現職で2期目を目指す加藤竜祥衆院議員(44)、4月の長崎3区補選で当選した立憲民主党の現職山田勝彦議員(45)の現職同士が戦います。日本維新の会は、新人で党職員の横田朋大さん(36)。参政党は大村市でフリースクールを開く新人の高木聡子さんが立候補を表明しています。
長崎3区は去年、北村誠吾議員の死去に伴い実施された補欠選挙で初当選した自民党の現職・金子容三衆院議員(41)、立憲民主党の元職末次精一さん(61)、日本維新の会の新人で、4月の長崎3区補選にも立候補した平戸市の塾経営井上翔一朗さん(40)の三つどもえの戦いとなる見込みです。