東彼・波佐見町の神社で150年以上続く奉納相撲が行われました。
鹿山神社は出雲の国の神話に登場する相撲の神「健御雷男之命」を祀る神社です。
奉納相撲は明治3年(1870年)に始まり、秋の大祭として毎年、秋分の日に行われていて、155回目です。境内には、力士やその家族など約300人が集まりました。
神事のあと、小学生による「子ども相撲」が行われ、元気いっぱいに相撲をとりました。このあと、大人の取り組みが行われ、力の入った相撲が繰り広げられました。
この日のメインイベント。化粧まわしを付けた生後5カ月から3歳までの「赤ちゃん力士」がお父さんたちに抱かれて元気に土俵入りを披露しました。
子どもの健やかな成長を願うもので、町の内外から26人の赤ちゃんが参加しました。泣き出す子もいて、会場は元気な泣き声と声援に包まれました。
参加した親子:
「良い思い出になると思います」
参加した親子:
「一番泣きました!健やかに、優しい人間になって下さい!」
奉納相撲実行委員会・浦田圭史委員長:
「子どもたちの元気に、健やかに育っていけるよう地区の皆さんと一緒に土俵入りを行えて良かったと思っております」
「三役力士」による土俵入りも奉納され、人々の無病息災を祈願しました。