知事の「政治とカネ」問題めぐり県議会総務委員会などが集中審査

大石知事の「政治とカネ」の問題をめぐり、県議会総務委員会と観光生活建設委員会がそれぞれ真相究明のための集中審査を開く方針を決めました。

知事の「政治とカネ」の問題をめぐっては、２０２２年の知事選期間中、９つの医療法人などから２８６万円の「迂回献金」疑惑などが浮上しています。

県議会総務委員会は２４日の委員会で、今月３０日に、疑惑について集中審査をすることを全会一致で決めました。知事に出席を求め、参考人として知事選の時の大石陣営の選挙コンサルタントと後援会の元監査人を招く予定です。

総務委員会委員長・石本政弘県議：
「今まで知事から明確な回答が出てないから参考人を呼ぶのであって本当のところを話していただくというのが一番今回の集中審査の目的だと思いますので、真実について話していただければそれが一番いい」

また県建設業協会からの公共工事の最低制限価格引き上げを求める陳情を県が実現後、知事が協会に後援会の会員集めの協力を依頼していた疑惑については観光生活建設委員会が同じく３０日に集中審査を行います。