県警本部の警視が帰宅する際、部下に公用車で自宅まで送らせていたとして所属長訓戒処分を受けました。
県警監察課によりますと、処分を受けた40代の男性警視は、去年3月下旬から今年2月下旬にかけて、勤務後、部下の職員に県警から数キロの自宅まで公用車で送らせていました。警視は同じ部署の部下数人に、少なくとも10回以上、公用車で送り届けさせていたということです。
今年1月、「公用車を私的に利用している」と警察職員から監察課に情報提供があり発覚しました。男性警視は8月30日付で所属長訓戒処分を受けました。
「原因は警視という立場による慢心さにあり、驕りを捨てて深く反省したい」とコメントしています。