今注目のスポーツ、スケートボードのアマチュアの全国大会予選がボートレース大村で開かれました。
2021年の東京オリンピックから正式種目となったスケートボード。日本勢の活躍で今注目のスポーツです。
7日、ボートレース大村では、日本スケートボード協会が主催する全国大会予選、「九州アマチュア・サーキット第3戦」が開かれました。60秒の持ち時間の中でコースの中を自由に滑走し、トリック(技)の数や難易度などで点数を付ける「ラン」で競います。
県内のスケーター8人を含む24人のスケーターが出場し、16人が決勝に進みました。このうち3人は長崎のスケーターです。決勝では2回の「ラン」のうち高い方の得点で順位が決まります。
兄弟で決勝に進出した長崎商業高校1年の金子銀さん(16)と西浦上中学校2年の弟の錫さん(14)。予選4位の錫さんは60.98点で6位入賞でした。
西浦上中学校2年・金子錫さん(14):
「いっぱい練習してたんですけど、思うような滑りができなかったのでちょっと悔しいです。白い手すりにテールという部分をかける技(テールロック)はうまくいったのでうれしかったです」
兄の銀さんは81.8点で見事準優勝を果たしました。
長崎商業高校1年・金子銀さん(16):
「1本目はワンミスで悔しかったので2本目をフルメイクしようと思ってたんですけど、最後の一発に懸けて、それが成功したので悔いはないかなと思います。両方の所(トラック)に手すりを掛けて、その後に(ボードの)腹の部分に掛け替えて降りる技です。九州で出来るのは多分僕だけです」
金子兄弟は11月に三重で開かれる全国大会に出場します。
弟・金子錫さん(14):
「(全国大会では)自分しか出来ない技でかっこいいものを見せたいですね」
兄・金子銀さん(16):
「独創性には自信があるので、全国の中でも自分しか出来ない滑りをしてきたいなと思います」