B1長崎ヴェルカは長崎スタジアムシティ(10月14日開業)に完成した新本拠地「ハピネスアリーナ」で行われたプレシーズンゲームで、琉球ゴールデンキングスと対戦しました。
モーディ・マオールヘッドコーチ体制になった「新生長崎ヴェルカ」。
試合は、スペイン1部のクラブから今季新加入のマーク・スミス選手を中心に第1クオーターから得点を重ね、16点のラン。23対4と大量リードを奪います。
その後も、点差を詰めさせず、前半を45対25と、この試合最大となる20点差で折り返します。
しかし、相手は昨季チャンピオンシップ準優勝の強豪・琉球。後半は一転、ヴェルカの勢いが止まります。
第3クオーター、相手の猛攻を守り切れずに、一気に2点差までに迫られて、最終クォーターに突入します。
互いに譲らず激しい攻防が続く中、試合残り30秒、高比良寛治選手の3Pシュートで同点に追いつきますが…
残り2秒には琉球にフリースローを冷静に沈められ、78-79と1点差で惜しくも新本拠地での初勝利を逃しました。
ハピネスアリーナでの初めての試合に5227人が来場し、アリーナはほぼ満席。迫力満点のセンタービジョンや音響設備など、国内最高レベルの最新設備に大きな盛り上がりを見せました。
一方、先日、契約継続が発表された日本代表・馬場雄大選手の出場機会はありませんでした。
B1リーグ、2シーズン目の開幕戦は10月4日、ハピネスアリーナで長崎西出身の田中大貴選手がいるサンロッカーズ渋谷と対戦します。
【得点】
マーク・スミス 34点
ジャレル・ブラントリー 14点
山口颯斗 8点
【リバウンド】
マーク・スミス 7リバウンド
山口颯斗 6リバウンド
エージェイ・エドゥ 3リバウンド
川真田紘也 3リバウンド
【アシスト】
マーク・スミス 4アシスト
ジャレル・ブラントリー 2アシスト
山口颯斗 2アシスト