長崎の酒蔵が大集結です。県産酒の魅力を伝えようと、県内21社の酒蔵が主催するイベントが初めて開かれました。
牛島ひかりアナウンサー:
「メルカつきまちでは県産のお酒が一同に会する『さけくらべ長崎』が開かれています。いろんなお酒が並んでいます。おいしそうです」
白麹で造られた壱岐で初めてのクラフトビールを扱う「アイランドブルワリー」や、去年、出島にオープンしたばかり!「どぶろく」を製造する「でじま芳扇堂」など県産の日本酒や焼酎などの魅力を県内の飲食店や酒店などに伝えようと開かれたイベント「さけくらべ長崎」。県内21の酒蔵が、自慢のお酒を並べ、それに合う食事を薦める「ペアリング」を行います。
むぎ焼酎「壱岐」でおなじみの「玄海酒造」は5種類の焼酎を並べました。
玄海酒造・山内昭人社長:
「炭酸を3種類ほど持ってきております。炭酸でもいろいろ種類がありますので、この焼酎はこの炭酸で割ろうか、そのあたりをご自由に試していただこうかなと思います」
おすすめの割り方を提案してもらった後は、地元産の「いりこ」とのペアリングを体験です。
牛島アナ:
「壱岐のいりこと合わせていただきます。まずいりこ!うん、おいしい。合いますね~。これがペアリングですね。より一層お酒がおいしく感じます。止まりません」
山内社長:
「すごい…。全部飲みました?」
牛島アナ:
「飲んじゃいました」
芳醇な麦の香りと米麹の甘みが感じられる麦焼酎に、いりこの旨味がベストマッチ!おいしすぎるあまり、牛島アナウンサーも大満喫です。
諫早市の「杵の川」は自慢の食中酒を提案します。
杵の川・杜氏・瀬頭りつ子さん:
「基本的に弊社は食中酒、ご飯と一緒に飲んでいただけるようなお酒を造るっていうことを心がけているんですけど、こちらは特にその代表的なお酒でして、常温とか冷やで飲んでいただいても構いませんし、ちょっと寒くなった時とかは燗をつけて飲んでいただいてもおいしく飲んでいただけるかなと思います」
牛島アナ:
「飲みやすいです。まろやかですね。まろやかで、フワっと優しい口当たりと言いますか、本当にどんなお食事にも合いそうなマイルドな日本酒ですね」
さけくらべ長崎実行委員会・杵の川・瀬頭信介代表:
「地元のおいしい食と県産酒をペアリングして召し上がっていただくことで、お酒や食だけではなくて(合わせて)食文化として広い範囲での相乗効果といいますか、そういったことが期待できるのかなと思いますので、今後も各酒蔵もより精進して、よい造りと提案を出来ればなと思っております。長崎の食と長崎のお酒をぜひペアリングして楽しんでいただきたいと思います。どうぞ今後とも県産酒のご支援ご指導のほどよろしくお願いします」