平和祈念式典について長崎市は平和公園での開催を決定し、リハーサルを行いました。約100人が参加し、式典の流れに沿って手順を確認しました。
去年は台風接近による60年ぶりの屋内開催だったため、去年4月に就任した鈴木市長にとっては初の平和公園での式典となります。
鈴木長崎市長:
「昨日広島の式典にも参加させていただきました。いよいよ(長崎も)ということで身が引き締まる思い。しっかりと準備して臨みたい」
胎内被爆者の池田哲夫さん78歳。
被爆者代表として3200人分の原爆死没者名簿を奉安します。
被爆者代表・池田哲夫さん(78):
「謹んで奉安しようと思っている」
式典は9日の午前10時45分から11時45分までの予定で、平和公園は午前7時半から式典終了まで入場規制が敷かれます。
会場には2400席が設けられ、遺族や被爆者の代表や事前に申し込んだ一般参列者、岸田総理大臣を始め政府関係者、核保有国4カ国を含む過去最多101カ国の大使らが参列を予定しています。