櫓こぎの和船で速さを競う競漕船大会が平戸市生月町の舘浦漁港で開かれました。
全長約10メートルの木造の和船を6人で漕ぎ、港内の沖100メートルに設置したブイを回る200メートルのコースでタイムを競います。
競漕船は江戸時代、この地区で捕鯨に使われていた和船を1996年(平成8年)に復元した際に始まり、今年で25回目です。推進力は長さ約5メートルの4本の櫓です。舵は無く、巧みな櫓さばきでコーナーを回ります。
各チーム、力の入った熱戦を繰り広げました。子どもたちの「魚のつかみ獲り大会」も開かれ、家族連れなどでにぎわいました。