長崎くんちの本番まで3カ月を切りました。
「龍踊」を奉納する五嶋町はこのほど龍衆の結団式を開催しました。
恵美須町の「長崎I・Kホテル」に集まった龍衆や役員ら約80人。
中村重敏会長:
「やっとこれからもっと厳しい本来の龍踊の真髄に近づくべく稽古に入ると思います」
五嶋町が「龍踊」を奉納するのは10年ぶり4回目で、青龍と白龍の2体の龍が高く、速く、勢いよく駆け抜ける「龍踊」を目指します。龍を使っての稽古が始まってから約1カ月が経ち、今月には番手も決定した龍衆たち。この日は、稽古の時とは違う表情で親交を深めました。
龍衆:
「練習を忘れて楽しく飲みたいと思います。絆を深めたいと思います」
井出和弘総監督:
「今回集まってくれた皆さんのポテンシャルは、過去最高ではないかと思っています。過去最高の五嶋町龍踊をつくっていただきたいと、思います」
山口俊介龍衆主将:
「徐々にみんな気合も入ってきて、少しずつこれから良い龍踊になるだろうなという予感だけしています」
60代龍衆3人:
「五嶋町!ファイト!オ~~~!」
五嶋町は20日に諏訪神社で囃子方の子どもたちの清祓いを行い、下旬からは諏訪神社、八坂神社、御旅所、中央公園での場所踏み(稽古)を始める予定です。