県内は8日まで6日連続で熱中症警戒アラートが出されました。
8日も各地で気温30℃を超える真夏日となり、午後4時半現在、県内で13人が熱中症の疑いで救急搬送されています。
8日、県内で気温が最も高かったのは、島原の34.5℃、次いで長崎は今年最高の32.7℃。また長崎市の脇岬でも今年最高の31.8℃を観測しました。このほか口之津で32.6℃、西海で32.5℃、松浦で32℃、佐世保と大村で31.9℃など県内18の観測地点のうち8地点で今年最高、13地点で30℃以上の真夏日となりました。
県消防保安室によりますと午後4時半現在、県内で中等症5人、軽症8人の合わせて13人が熱中症の疑いで救急搬送されています。このうち、雲仙市の20代の女性は蒸し暑いビニールハウスの中で農作業中、大量の汗をかき、けいれんを起こして救急搬送され、中等症と診断されました。また、長崎市の10代の男子生徒は体育の授業のあと、体調不良を訴え、救急搬送されました。軽症と診断されたということです。また長崎市の70代の男性と雲仙市の80代の男性は住居内で倦怠感を訴えて救急搬送され、中等症と診断されました。いずれも室内でエアコンを使用していなかったということです。
9日も県内各地で真夏日となる予想です。9日の県内に熱中症警戒アラートは出されていませんが、室内をエアコンで涼しくして過ごすことやこまめな休憩、水分補給など引き続き熱中症に注意が必要です。