県議会6月定例会は21日から一般質問です。
大石知事は九州新幹線西九州ルートの与党検討委員会が求めるヒアリングに応じる姿勢を示しました。
大石知事:
「(ヒアリングを)お求めいただければぜひ可能な限り私が直接出席をさせていただきたいと思っています」
19日に開かれた西九州ルートの未着工区間の整備方式などを協議する与党検討委員会は、多額の費用負担などを理由に整備を求めていない佐賀県との議論促進に向け、西九州新幹線開業による経済効果などを沿線自治体などから直接聞く場を来月設ける方針を示していました。
自民党の前田哲也議員(60)はこのヒアリングの場で知事が伝えたいことについて質しました。
大石知事:
「街のたたずまいが変わるといった沿線の駅がある市においては、投資効果も大きく現れておりますので、そういった現状でありますとか、両県とJR九州の三者で意見交換を行いましたけど、しっかりここに国にも関与していただくことが重要だと思っておりますので、その点につきましてはご協力をしっかりとお願いしてきたいと思っています」
前田議員は、新鳥栖-武雄温泉間の課題は「整備に係る地方負担」とし、「佐賀県の負担軽減を国が図ることについて、長崎県の立場で訴えてほしい」と述べました。