九州新幹線長崎ルートの未整備区間、新鳥栖ー武雄温泉間を巡り与党検討委員会の森山裕委員長と佐賀県の山口知事が先月、佐賀空港の近くを通るルート案を念頭に意見を交わしたという一部報道を受け、大石知事は「協議が前に進むことを期待している」と述べました。
佐賀県の山口知事は、佐賀空港周辺を通るルートについて「協議する価値はある」などとして前向きな姿勢を示していました。一方、国やJR九州は「佐賀駅を通るルート」でのフル規格整備を求め、与党検討委員会も同じ考えを示してきました。
大石知事:
「今回の動きで、協議が前に進むことを期待している。(長崎空港と佐賀空港の)空港の連結という意味では非常に重要な視点ではないかなと」
また「整備に向けては利便性や持続可能性を考えて議論をする必要がある」と述べました。