新人のカラーガード隊員もデビューです。音楽を通して市民の防犯意識を高めようと県警音楽隊がプロムナードコンサートを開きました。
大村市東本町の広場で開かれたのは県警本部の広報相談課に所属する県警音楽隊とカラーガード隊によるプロムナードコンサート。近年増加するニセ電話詐欺の被害や交通事故防止などの広報が目的です。
今年カラーガード隊に入隊した警務部会計課の23歳、早川愛乃さんは19日コンサートデビュー。4月から週3回、練習を重ねてきました。
県警本部警務部会計課・早川愛乃さん(23):
「人前でロング(旗)を披露するのは初めてなのでしっかりできたらいいなと思います」
福岡生まれ、長崎市育ちの早川さんは、小学3年生の頃から約10年間、トランペットを演奏してきた経験があり、音楽隊員と一緒に楽器も演奏します。音楽隊とカラーガード隊の総勢25人が有名なアニメソングやJポップなど全8曲を演奏しました。コンサートでは、県警オリジナルソング「ニセ電話詐欺なくさんば」も披露しました。
そしていよいよカラーガード隊の演技。早川さんは…少し緊張した様子です。長さ約2メートルの長い旗を携え、いざ本番。一糸乱れぬ演技で音楽隊の演奏に花を添え、華々しいデビューを飾りました。
地域住民:
「迫力よかった、緊張がとても伝わってきましたが、とてもいい演奏とカラーガードでしたね」
地域住民:
「演奏を見たのは)きょうが2回目、また来てほしいですね」
県警本部警務部会計課・早川愛乃さん(23):
Q.きょうの演奏・演技を振り返ると何点?
「んー、80点。今できる最大限のことは演技できたかなと思います。音楽を聞きながら、注意しないといけないことを発信できるのは警察音楽隊のいいところかなと思います」
次回のプロムナードコンサートは7月17日の水曜日、午後0時15分から長崎駅のかもめ広場で開かれます。また県警はカラーガード隊員になれる会計年度任用職員を募集しています。
詳しくは県警のホームページに掲載しています。