50日間の航海を終え、長崎鶴洋高校の実習船「海友丸」が長崎に帰ってきました。
少し日焼けした姿で帰ってきた長崎鶴洋高校の3年生10人。生徒たちは、先月1日に長崎を出港し、50日間、マグロのはえ縄実習に臨み、ハワイのホノルル港や静岡の焼津港に寄港後、長崎に戻りました。
実習生代表の言葉・竹林要さん(3年):
「本日無事に帰ってくることが出来ました。今回学んだことをこれからの学校生活や就職活動に生かしたいと思います。マグロ操業が一番楽しかったです。キバチバクロとか、カジキマグロとか、たくさん捕れました」
スウィンソン晏連さん:
「メカジキの角です。操業で捕れたカジキの角を磨いて、船員さんからもらいました。親に会って、今までの感謝とこのプレゼントを渡したい」
祖父:
「無事に帰って来て良かったです。船酔いしたかなと思ったけど、やっぱりしたって言うけど、いい顔して帰ってきました。肉が好きだから、落ち着いたら肉を食べに連れて行きます」
川村優希さん:
「(長崎は)すごく空気がおいしいです。映画を見に行きたい」
十時博一船長(59)は、「実習で学んだ船内秩序や、協調性を、これからの船の仕事に役立ててほしい」と、期待の言葉を贈りました。