長崎市議会6月定例会が始まり、市は総額10億9200万円余りの一般会計補正予算案など18の議案を提案しました。
補正予算案では、不登校の市立中学生を受け入れる「学びの多様化学校」、いわゆる不登校特例校の整備事業費に660万円を盛り込みました。桜馬場中学校の分教室という位置付けで、登校時刻を遅く設定するなど不登校の生徒の実態に配慮した教育過程を編成し、2年後の2026年4月に市民会館の2階に開設予定です。
このほか、10月に開始予定の原則65歳以上の高齢者への新型コロナワクチンの定期接種で、自己負担2000円で接種出来るようにする費用に約8億3700万円などを計上しました。
会期は7月1日(月)まで。一般質問は18日からの4日間です。