10日朝の通勤・通学時間帯、長崎市で路面電車同士の追突事故があり、約4300人に影響が出ました。
事故を起こした運転士は「眠気を催した」と話しています。
10日7時45分ごろ、赤迫電停に入ろうとした路面電車が、前で止まっていた路面電車に約5キロの速度で追突しました。追突した電車には乗客6人と運転士1人、追突された電車には運転士のみが乗っていて、けがをした人はいませんでした。
長崎電気軌道によりますと、追突した電車の運転士は「運転中、眠気を催しブレーキが遅れた」と話しているということです。
事故の影響で赤迫-浦上車庫間が上下線共に運転見合わせとなり、午前10時54分に再開。118本が運休し、約4300人に影響が出ました。