県物産振興協会は運営する通販サイトが不正アクセスを受け、顧客の個人情報が漏洩した可能性があると発表しました。
不正アクセスを受けたのは県物産振興協会が運営する通販サイト「eーながさきどっとこむ」です。
漏洩した可能性があるのは約6万400人いる会員の氏名や住所、電話番号などの個人情報です。このうち、2020年9月8日から今年5月22日までの間にクレジットカードを使って買い物をした約2万5000人から3万人のクレジットカード情報も漏洩した可能性があります。
県物産振興協会・土井口章博専務理事:
「あってはならないことだと思っているところでございます。今回、本当にご迷惑をおかけしましたが、私どもとしては今回の教訓といたしまして、二度とこういったことが起こらないようにしっかりと対応をしていく」
5月21日、サイトのシステムが第三者の不正アクセスを受け、プログラムの一部を改ざんされていると県警から連絡があり、発覚しました。サイトは、22日から停止しています。今のところ個人情報が不正に利用される被害の情報は入っていないということです。
県物産振興協会は25日、情報漏洩の可能性があるクレジットカードの利用者に対し、メールでおわびをするとしていて、身に覚えのない請求などがないか確かめるよう要請します。
また、相談窓口設置し、問い合わせを受け付けています(webmaster@e-nagasaki.com)。今後、警察に被害届の提出も予定しています。