夏の甲子園長崎大会のシード権を懸けたNHK杯の地区予選が県内3つの地区で開幕しました。全16チームに与えられる県大会出場権を目指し、熱戦が繰り広げられました。
長崎地区は上位5校、中地区は上位6校、佐世保地区は上位5校が県大会に出場できます。このうち長崎地区地区は17~19日まで3日間かけて全16チームが争う1回戦8試合が行われました。
1回戦から強豪校同士の顔合わせとなったのは瓊浦対長崎商業。9回裏、1点を追いかける瓊浦の攻撃。2死満塁で7番の桃木。ピッチャーは長崎商業の背番号1、野原英主(のはら・えいす)。瓊浦が長崎商業をサヨナラで破り、2回戦進出です。
一方、去年秋と今年春準優勝の海星対長崎東の試合。先発は背番号11、2年生の陣内優翔(じんない・ゆうと)。MAX145kmのストレートを武器に、長崎東打線にランナーを1人も出さず、完全試合を達成。県高野連によりますと、県内の公式戦での完全試合は史上初だということです。夏に向け、海星の投手陣が層の厚さを見せつけました。
【海星2年陣内優翔投手】「夏は自分が1番を背負って、チームを甲子園に導けるように頑張っていきたい」
NHK杯地区予選は、26日に決勝の予定です。