新茶の季節です。県内随一のお茶どころ、東彼杵町で恒例の「そのぎ茶市」が始まりました。
東彼杵町役場横の彼杵宿通りで始まった「そのぎ茶市」には、町内の茶商やお茶農家ら15店や屋台など合わせて69店が出店し、新茶などを販売しています。温かいお茶や水出し茶の試飲ができるほか、お得な茶葉の詰め放題も楽しめます。
ききづ製茶園・髙田和幸さん:
「うちは生産者なので生産直売でやってるもんですから、こういった売り方ができる」
(Q.普通に買うのと比べて?)
「とても安い。2000円近く入る」
長崎市から:(Q.詰め放題はどうですか?)
「楽しいです。毎年来てる。価格がすごく安いし、香りが良くておいしいです」
髙田和幸さん:
「今が一番おいしいですね。ぜひお越しください」
甘く香り高い「蒸し製玉緑茶」として全国的に人気のある名産「そのぎ茶」は今が新茶のシーズンです。今年は天候に恵まれ、順調に育ち、例年と変わらない良いお茶が出来上がったそうです。
佐世保市から:
「そのぎ茶がおいしいです」
(Q.新茶の時期ですが?)
「新茶ですよね!新茶初めてです。よかった~」
諫早市から:
「たくさん新しいお茶が出てたりして、見ていて楽しいです。今回はティーパックのお茶ですね。水出しでもおいしく飲めるというふうにおっしゃてたので」
通りにある彼杵神社では、「献茶祭」が営まれ、今年も良いお茶が出来たことに感謝し、生産者らが更なる消費拡大を願って新茶を奉納しました。
そのぎ茶振興協議会・尾上範幸会長:
「まろやかな味とそれからうま味が強い。それに加えて鮮やかな色が出るということで、目で楽しんで、そして口で味わっていただく、そういった飲み方をしていただければ」
そのぎ茶市は19日(日)まで。18日(土)は釜炒り茶の実演、19日(日)は手もみ茶の実演が午前10時から午後3時まで行われます。
お茶娘・中山楓さん:
「今年も良いお茶が出来ました。ぜひ来てください!」