県内で通販大手アマゾンの商品を運ぶフリーランスの配達員が8日(金)にストライキを起こす可能性があると発表しました。実行されれば県内での配達に支障が出ることになります。
配達員らによりますとアマゾンの元請け会社が去年12月、契約を結ぶ下請け会社に対し、配達に関する契約を4月8日で打ち切ると一方的に通告したということです。
配達員:
「下請けだけが切られるというのは到底納得がいきません。特に理由のない中での契約解除です。許せない気持ちとやるせない気持ちでいっぱいです」
契約が打ち切られれば、下請け会社が雇う長崎、福岡、大分、長野の配達員ら約200人が職を失うことになります。配達員らは元請け会社に契約の継続を求めていて、7日(木)までに回答がない場合は、8日(金)にストライキに踏み切るとしています。
実行されれば、長崎市と諫早市、長与町、時津町、東彼杵町、大村市の一部の7千個から8千個の配達に支障が出ることになります。