福山さんと仲さんの効果が絶大でした。4年ぶり通常開催の「長崎ランタンフェスティバル」は25日閉幕し、長崎市は過去最多121万の集客を発表しました。
2月9日(金)から25日(日)まで17日間の期間中、最多の人出となったのは、県出身の福山雅治さん(55)と仲里依紗さん(34)が皇帝・皇后役を務めた『皇帝パレード特別版』が行われた17日(土)です。1日の集客数として過去最多となる約18万5000人が訪れました。
市内20カ所の主な宿泊施設の客室の平均稼働率は去年より16.4ポイント高い82.3%でした。長崎市観光政策課は開催期間が例年に比べ2日長く、3連休が2回あったことや龍踊、変面ショーなどのステージイベントを再開したこと、期間中の平均気温が11・4度で、雪が降った去年より5.7度も高く、天候に恵まれたことが追い風になったと見ています。
目標の136万人に達しなかった理由については、皇帝パレード特別版の当日、市民らが混雑を避けて外出を自粛したことやWEB配信動画を視聴したことなどが考えられるとしています。
24日(土)には、通常版の皇帝パレードが行われました。皇帝役を長崎市出身のお笑いタレント長崎亭キヨちゃんぽんさん(44)、皇后役をNCCの情報番組トコハピのリポーターで時津町出身の俳優、森あゆさん(25)が務めました。
森あゆさん(25):
「ドラマとは違った森あゆを皆さんに見せられたらと思います」
現在NCCで放送中の長崎の建設会社を舞台にしたドラマ「第9マキナ!」に出演中の2人。例年と同じく中央公園を出発し、浜町のアーケードを通って湊公園に到着するルートを約100人のパレードが練り歩き、沿道に詰めかけた多くの見物客からの声援に笑顔で応えていました。
観客男性:「(森皇后は)めっちゃ綺麗でした」
観客女性:「(森皇后は)すごく綺麗です。とても美人で」
観客男性:(良い写真は撮れました?)「おかげで良い写真撮れました」
過去最多121万人の人出でにぎわった「長崎ランタンフェスティバル」。長崎市は「来年が30回目の節目となるのを前に、今回大きな成果となった。これを弾みに100年続く祭りにしていきたい」としています。