ANAの航空機による高速輸送を活用し、長崎で取れた新鮮な魚がその日のうちに首都圏のスーパーで販売されました。
高速輸送は、長崎県とANAホールディングス、東京のスーパーチェーン「東急ストア」が連携し、23日(金)と24日(土)に東急ストアが開催した「長崎フェア」に合わせて実施されました。
早朝、長崎市の長崎魚市に水揚げされたブリとタイを朝〆し、新鮮さを保ったままANAの長崎発羽田行き午前8時25分の始発便で輸送しました。このスピード輸送で、午後1時ごろから東京と神奈川の4店舗で、刺し身や干物などが販売されました(税込み1058円)。
ANA客室乗務員・畑万里子さん:
「朝〆の新鮮な魚なので全然味が違っておいしいというお声をたくさん頂いた。このようなことを通して飛行機の色々な可能性を感じることができた」
ANA長崎支店は、今後も航空機を活用した県内の食材の高速輸送に取り組むほか、輸送力の低下が懸念される物流の「2024年問題」への一助にもなればとしています。